付加価値の創造
スペースだけを切り売りしていた駐車場ビジネスから脱皮するには、スペース以外のものから利益を生み出す術も考えるべきです。駐車場にこれまでなかった付加価値をもたらすと言うことです。
同じ値段でも愛想のいいガソリンスタンドと、無愛想なスタンドなら、前者を選ぶのは当たり前ですが、愛想がいいから少し高くても、あそこのガソリンスタンドで入れる、という消費性向を持ったユーザが存在するのです。そういった「使い心地の良さ」を価格に転嫁できる可能性があります。
特に、女性オーナ様に関しては、二極化の傾向にあり、価格重視の層と、心地重視の層に分けられます。また、首都圏では車を所持していると言うこと自体、余裕のある生活を送っている可能性が高いですから、女性自動車オーナの多くは、金銭的な裏付けをもとにして、心地重視の割合が高いのです。
このため、例えば、ブランドショップが並ぶような都市部や、高級マンション併設の駐車場では、そういった心地よさをもって、付加価値を付ければ、利益を一層拡大することができるということになります。
このようにして、駐車場としてのスペース貸し以外の部分で利益を追求すべきなのです。 以下その他の可能性を列記しておきます。
便利さ
心地よさだけではありません。便利さも利益をもたらします。たとえば、車を駐めショッピングをしている間に洗車できる業者を誘致すれば、便利な駐車場として、付加価値を付けることができます。
広告スペース
規模によっては、広告スペースとしての魅力もあります。また、フリーマガジンやクーポンの設置による収入も期待できます。
監視
高級車向けの常時監視のカメラ&セキュリティ会社との契約を行えば、監視分のオプション料金を徴収することも可能です。
入出庫情報
いつ止まって、いつ出ていったのか。この入出庫情報も時として価値を生み出します。社用車の運用管理にこういったオプションを用意すれば、その対価を支払ってくれるユーザ様が存在するのです。
